糖尿病をもっとくわしく知ろう!

糖尿病が気になるようでしたら、専門の担当医の検査診断をおすすめします。

糖尿病が進行しておこる合併症

糖尿病が進行すると恐ろしい合併症が起こり放置しておくと死に至ります

血糖値が高い場合、細胞はブドウ糖の処理のために相当の無理を強いられます。
その状態が長く続くと細胞はダメージを受けることになります。

また、筋肉、血管、神経、さらに血液まで、人間の細胞はすべてタンパク質でできています。ブドウ糖はこれらのタンパク質とくっつきやすく、一度くっつくとなかなか離れない性質を持っています。ブドウ糖がくっついたタンパク質は、まるっきり別の性質となってしまうため、ブドウ糖がついた細胞は、壊れやすくもろい細胞となります。したがって、糖尿病のように血糖値が高い状態が長く続くと、常に血糖にさらされている血管はボロボロになってしまうため、例えば目や腎臓などに障害が起こるのです。
糖尿病は痛くもかゆくもない病気ですが、治療をする目的はこうした障害、すなわち合併症が起こらないようにすることなのです。

糖尿病の合併症

糖尿病が進行することで起こる重大な障害の代表的なものは、目の障害(糖尿病性網膜症:失明)、腎臓の障害(糖尿病性腎症:透析)、神経の障害(糖尿病性神経障害:えそ)の三つで、「糖尿病の三大合併症」と呼びます。

糖尿病性腎症

高血糖状態のために末梢神経が侵されて現れるもので、比較的早期からみられます。「手足のしびれや痛み」「感覚が鈍くなる」「下痢や便秘を繰り返す」「立ちくらみ」「発汗異常」「インポテンツ」といった症状が主なものです。神経障害により、知覚が障害されると傷ができたのに気づかず、ついにはそこが(特に手足)化膿して腐ってしまった状態(えそ)になり、その部分を切断しなければならなくなります。

糖尿病がこわいのは三大合併症だけではありません。 高血糖状態は動脈硬化を起こしやすくします。一般に動脈硬化は老化現象の一つともいわれていますが、糖尿病患者はその進行が10年早いといわれます。動脈硬化が進めば血液の流れが悪くなって、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こすことはご存じの通りです。

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