神奈川県 横浜市 西区にある 漢方科 外来 糖尿病科 内科【ベイサイドクリニック】漢方を奨めたい病気|漢方、糖尿病をもっとよく知ろう。

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糖尿病が進行しておこる合併症

■ 糖尿病が進行すると恐ろしい合併症が起こり、放置しておくと死に至ります
血糖値が高い場合、細胞はブドウ糖の処理のために相当の無理を強いられます。
その状態が長く続くと細胞はダメージを受けることになります。
また、筋肉、血管、神経、さらに血液まで、人間の細胞はすべてタンパク質でできています。ブドウ糖はこれらのタンパク質とくっつきやすく、一度くっつくとなかなか離れない性質を持っています。ブドウ糖がくっついたタンパク質は、まるっきり別の性質となってしまうため、ブドウ糖がついた細胞は、壊れやすくもろい細胞となります。したがって、糖尿病のように血糖値が高い状態が長く続くと、常に血糖にさらされている血管はボロボロになってしまうため、例えば目や腎臓などに障害が起こるのです。
糖尿病は痛くもかゆくもない病気ですが、治療をする目的はこうした障害、すなわち合併症が起こらないようにすることなのです。

◆糖尿病の合併症◆
糖尿病が進行することで起こる重大な障害の代表的なものは、目の障害(糖尿病性網膜症:失明)、腎臓の障害(糖尿病性腎症:透析)、神経の障害(糖尿病性神経障害:えそ)の三つで、「糖尿病の三大合併症」と呼びます。
● 糖尿病性網膜症
カメラのフィルムにあたる目の網膜に起きる障害です。網膜に張りめぐらされている細かい血管(細小血管)が、高血糖のため破れやすい状態になり、ちょっとした衝撃で大出血を起こし、失明や視力の低下を招きます。成人の失明原因の第一位で、糖尿病の発病から約10年で患者の半数がかかるといわれています。
● 糖尿病性腎症
腎臓の血管が高血糖のためうまく機能しなくなり、老廃物を十分に濾過できなくなるために起こります。こうなると人工透析か腎移植をしなければなりません。新しく透析を始める原因の第1位は、この糖尿病性腎症なのです。
● 糖尿病性神経障害
高血糖状態のために末梢神経が侵されて現れるもので、比較的早期からみられます。「手足のしびれや痛み」「感覚が鈍くなる」「下痢や便秘を繰り返す」「立ちくらみ」「発汗異常」「インポテンツ」といった症状が主なものです。神経障害により、知覚が障害されると傷ができたのに気づかず、ついにはそこが(特に手足)化膿して腐ってしまった状態(えそ)になり、その部分を切断しなければならなくなります。

糖尿病がこわいのは三大合併症だけではありません。
高血糖状態は動脈硬化を起こしやすくします。一般に動脈硬化は老化現象の一つともいわれていますが、糖尿病患者はその進行が10年早いといわれます。動脈硬化が進めば血液の流れが悪くなって、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こすことはご存じの通りです。

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