漢方薬ミニ知識

漢方専門医による漢方治療。健康保険で漢方薬を処方しています。

自然治癒力を高めて病気に負けない体を作りましょう

体力回復

重い病気や外科手術後など、体に大きな負担がかかった後で、全身がだるくて何もやる気が起きず、食欲も出ない。このような状態を改善するためには、人間が本来持っている免疫力(生体防御システム)を高める必要があります。免疫力とは、病気に対する抵抗力のことです。

免疫力が正常に働けば、病気にかかりにくく、かかった場合でも対抗することができます。
免疫力を活性化させ、体が本来持っている自然治癒力を高めることが、体力回復につながります。

この免疫力は、年齢ともに低下していきます。
病気や手術のほか、ウイルス、環境ホルモン、大気汚染、栄養バランスの崩れ、過労や過度のストレスなどでも低下します。
ほうっておくと、感染症などの病気にかかりやすくなります。とくに免疫力が低下した高齢者は注意が必要です。

免疫力を低下させる主な要因

  • 老化
  • 大きな病気や手術
  • 過度なストレス
  • 栄養バランスの崩れ
  • 大気汚染
  • 環境ホルモンなどの化学物質
  • 運動不足・睡眠不足
  • 風邪を引きやすい

体力回復と漢方薬(漢方薬の使い方)

漢方は心身のバランスが崩れた状態を正常に戻す働きを持つ薬です。体に足りないものを補い、体力はもちろん気力も充実させることが可能なのです。
漢方薬の「補剤」は、もともと体に備わっている免疫力や造血機能、消化機能を引き出して活性化させる漢方特有の薬剤です。

代表的な補剤には、補中益気湯、十全大補湯、人参養栄湯などがあり、手術後や産後の体力回復にもよく使われています。

また最近では、化学療法や放射線療法の副作用を軽減する役割も期待されています。
漢方は個人の体質や症状によって薬を使い分けます。検査でとくに病気はないと診断されても、体調が悪い場合にも適しています。
たとえば、全身状態がよくない場合には、元気をつけながら、胃腸機能を立て直し、食欲を回復させることもできるというわけです。

補中益気湯
(ホチュウエッキトウ)
元気がなく、胃腸が弱く、食欲不振で疲れやすい場合
十全大補湯
(ジュウゼンタイホトウ)
補中益気湯よりもさらに体力が低下し、疲労や衰弱が激しく、貧血や皮膚の乾燥がある場合
人参養栄湯
(ニンジンヨウエイトウ)
冷え症で貧血があり、顔色が悪く、疲労衰弱がひどい場合

予防のために

  1. 適切な栄養…バランスの取れた食事を1日3回、よく噛んでとりましょう。
  2. 適度な運動…ウォーキングやジョギングなど軽めの有酸素運動を無理なく継続しましょう。
  3. 十分な休息…できるだけ自分に合った方法で質のいい睡眠をとりましょう。
    眠れなくても、横になって体を休めているだけでもよいでしょう。15~20分程度の短い昼寝でも効果があるといわれています。

資料:株式会社ツムラ

当院での受診を希望される方へ

体調が悪くてすぐに受診したい方は、下記の時間内にお越し下さい。(電話等による予約はいりません)

午前:10時〜11時30分
午後: 2時〜 5時(風邪外来は6時まで)

※火曜日は午後のみです。

予約患者様優先で診察しておりますので、待ち時間が長くなりますこと、ご了承下さい。

※2回目以降の受診は、予約診療です。必ず、次回の診療日時を予約して下さい。

診察担当医を指定したい方、受診日時を指定したい方は、お電話で予約してください。最も早く受診できる日時をご案内いたします。

※綾部 原子 医師(皮膚科専門医・漢方専門医)の外来診療(金曜日:午後2時〜4時)は、完全予約制です。必ずお電話で予約して下さい。

予約受付 TEL:
045-312-1151

からふだを癒やす漢方 東西医学による総合診療 ベイサイドクリニック
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