漢方薬ミニ知識

漢方専門医による漢方治療。健康保険で漢方薬を処方しています。

女性のストレス病

ストレスに負けず心と身体を元気に!

経済や政治が不安定であることの影響で、私達は、大なり小なり様々な面で不安感を持って過ごし、不安がストレスとなっていると思います。
心身ともに健康であれば、ストレスへの抵抗力もあって、無事に毎日を過ごすことができます。
ところが、身体のあちこちに痛いなどの不定愁訴が現れたり、はっきりした身体の病気でもなく精神的な病気でもなさそうなのに調子が悪い、気分が重い、なにもする気がおきない…、などの体調不良を感じるようになった…、こんな体調不良の背景に「ストレス病」が隠れていることがあります。
特に、女性は、毎月の女性ホルモンの変化、妊娠・出産、更年期といったからだの内側の環境が変化しやすく、それだけでもつらいのに、仕事や家庭での外部からのプレッシャーもあって、ストレスへの抵抗力が弱ってしまいがちです。
ストレスへの抵抗力が弱ると、痛みなどの症状があちこちに現れる不定愁訴、不眠、不安、いらいら感などが現れます。
こういうはっきりしない症状を自立神経失調症ということもあります。
このほか、喘息や胃潰瘍、高血圧、糖尿病、動脈硬化などもストレスの影響で発症したり症状が重くなったりします。

女性のストレス病と漢方薬(漢方薬の使い方)

10代 親との関係、両親の関係(離婚、別居など)、友人関係、教師との関係、進学、成績など。
20代 親からの自立、就職、美容、恋愛、結婚、妊娠・出産、夫との関係、会社での人間関係など。
30代 親の病気や親の死、結婚、妊娠、育児、子供の成績、夫との関係、会社での人間関係、仕事上の責任など。
40・50代 親の病気や看護、親の死、自分の病気、夫との関係、子供の自立、親戚関係など。

漢方薬にできることは?

疲れやすい、眠れない、という「ちょっと困ったな」程度の症状なら、十分な休養をとり、散歩や趣味などで時々ストレスの元から離れるようにするだけで、改善します。
でも、自分ではどうしようもない症状がいつまでも続くようならその治療に漢方薬が果たす役割は大きいです。

もちろん、西洋薬と併用して治療の効果を大きくすることも重要です。
西洋薬で治療を続けていた症例で、西洋薬を減量・中止するときにも役立ちます。
漢方薬は、患者さんの「証」(体質)によって、症状が同じようであっても異なった処方になります。

たとえば気分がふさいで、のどに異物感があり、動悸、めまい、吐き気などがある場合は半夏厚朴湯、体力がなく、のぼせを伴い、不定愁訴がある場合には加味逍遥散、虚弱な体質でイライラ、興奮しやすい、不眠症がある場合に抑肝散、体力がなく、貧血、意欲低下、抑うつ傾向がある場合に加味帰脾湯など、身体全体の状態を診察して処方を決めます。

このほかにもストレス病に使われる漢方薬としては、抑肝散加陳皮半夏、柴胡加竜骨牡蛎湯など、いろいろな種類があり、患者さんの体質により服用する漢方薬をえらびます。

女性のストレス病と漢方薬(漢方薬の使い方)

疲れやすい、眠れない、という「ちょっと困ったな」程度の症状なら、十分な休養をとり、散歩や趣味などで時々ストレスの元から離れるようにするだけで、改善します。
でも、自分ではどうしようもない症状がいつまでも続くようならその治療に漢方薬が果たす役割は大きいです。
もちろん、西洋薬と併用して治療の効果を大きくすることも重要です。

くらしの中の予防法

健康づくりのための休養指針(平成6年度厚生省)
  1. 生活にリズムを:睡眠時間・食事時間・自由時間等、生活にリズムをもたせ、休養を取り入れよう
  2. ゆとりの時間でみのりのある休養を:無理なく長続きのできる休養のしかたを、工夫して創りあげよう
  3. 生活の中にオアシスを:健康で活力のある生活は、自分のまわりの環境づくりから
  4. 出会いときずなで豊かな人生を:出会いやきずなは自己の社会的活力の再発見や養う契機に

資料:株式会社ツムラ

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※綾部 原子 医師(皮膚科専門医・漢方専門医)の外来診療(金曜日:午後2時〜4時)は、完全予約制です。必ずお電話で予約して下さい。

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からふだを癒やす漢方 東西医学による総合診療 ベイサイドクリニック
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