漢方薬ミニ知識

漢方専門医による漢方治療。健康保険で漢方薬を処方しています。

アレルギー性鼻炎

体質を改善して、発作を起こさない体をつくる

アレルギー性鼻炎とは、特定の原因となる物質(抗原)が鼻内部に侵入し、鼻粘膜の細胞についてアレルギー反応(抗原抗体反応)を起こし、連続するくしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状をもたらすものです。

アレルギー性鼻炎には、通年性アレルギー性鼻炎と季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)があります。通年性アレルギー性鼻炎は一年中起こる鼻炎で、ダニやハウスダスト(ほこり)、ペットの毛、カビなどが特定の原因となる物質です。また、季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)は、スギ、ヒノキ、カモガヤ、ブタクサなどの花粉の飛ぶ季節に症状が起こります。

症状がひどい場合は、くしゃみや鼻水のほか、目がかゆい、頭が重い、イライラするなど、日常生活に支障をきたすこともあります。治療の基本は、適切な薬物による症状の緩和はもちろん、アレルギーの原因となる物質を突き止め、除去することが大切です。

鼻炎を起こす代表的な抗原

  • 通年性アレルギー性鼻炎…ダニ、ハウスダスト、フケ、ペットの毛やフケ、カビ、タバコの煙、ガなど
  • 季節性アレルギー性鼻炎…スギ、ヒノキ、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギ、ハンノキ、カナムグラほか、60種類程度の花粉について、アレルギーを起こしたという報告があります

アレルギー性鼻炎と漢方薬(漢方薬の使い方)

漢方治療は、くしゃみや鼻水、鼻づまりなどの症状を取るだけではなく、長期に服用することで、抵抗力をつけ、アレルギーを起こしやすい体質を改善することを目標にします。
また、花粉症では、花粉の飛ぶ季節の1~2カ月ほど前から薬を飲んでおくと、症状がひどくならずにすむ場合があります。
とくに小青竜湯は、科学的にも有用性が認められている薬です。眠くなる成分が入っていないため、快適な日常生活の維持を重視した治療法といえるでしょう。
小青竜湯
(ショウセイリュウトウ)
冷えがあり、くしゃみや鼻水などの症状がひどい場合
葛根湯加川キュウ辛夷
(カッコントウカセンキュウシンイ)
冷えがあり、鼻づまりが治らない場合
荊芥連翹湯
(ケイガイレンギョウトウ)
慢性化して治りづらい鼻炎がある場合

予防のために

  1. 室内はこまめに掃除しましょう。排気循環式の掃除機を使いましょう。
  2. 室内の湿度を50%、温度は約20~25℃に保つよう努力しましょう。
  3. 布製のカーペット、畳はできるだけ避け、ベッドのマット、ふとんなどに、ダニを通さないカバーを掛けましょう。
  4. ペットのアレルギーがある場合は、できれば飼うのを止めるか、屋外で飼うようにしましょう。床はフローリングにし、飼育環境を清潔に保つなどの工夫をしましょう。
  5. テレビや新聞、インターネットの花粉情報に注意しましょう。
  6. 花粉症を避けるために、外出時はマスク・メガネをかけ、帰宅時には服や髪をよく払い、うがいや目・鼻の洗浄をしましょう。花粉の飛散の多い日にはできるだけ外出を控えましょう。

資料:株式会社ツムラ

当院での受診を希望される方へ

体調が悪くてすぐに受診したい方は、下記の時間内にお越し下さい。(電話等による予約はいりません)

午前:10時〜11時30分
午後: 2時〜 5時(風邪外来は6時まで)

※火曜日は午後のみです。

予約患者様優先で診察しておりますので、待ち時間が長くなりますこと、ご了承下さい。

※2回目以降の受診は、予約診療です。必ず、次回の診療日時を予約して下さい。

診察担当医を指定したい方、受診日時を指定したい方は、お電話で予約してください。最も早く受診できる日時をご案内いたします。

※綾部 原子 医師(皮膚科専門医・漢方専門医)の外来診療(金曜日:午後2時〜4時)は、完全予約制です。必ずお電話で予約して下さい。

予約受付 TEL:
045-312-1151

からふだを癒やす漢方 東西医学による総合診療 ベイサイドクリニック
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