漢方薬ミニ知識

漢方専門医による漢方治療。健康保険で漢方薬を処方しています。

頻尿

我慢しないで早めに医師に相談しましょう

頻尿とは、排尿の回数が異常に多くなる現象をいいます。正常な排尿回数は、個人差はありますが、昼間は5~6回といわれています。起きている間に8回以上、夜間の就寝時に2回以上トイレに行くようなら、頻尿といえるでしょう。

排尿回数には、水分摂取量や気候、精神状態などが関係しています。水やジュース、ビールなどを過剰に飲むとトイレが近くなりますが、これは体内の余分な水分を排出しようとする生理的な反応ですから心配いりません。

また、寒いと膀胱が縮んで尿をためる容量が減り、トイレが近くなります。
頻尿を起こす原因には、

①尿量が増えて起きる場合と、
②排尿に問題があって起きる場合

の大きく二つに分けられます。トイレをがまんしないで、原因となる疾患を見つけ、医師の適切な治療を受けることが大切です。

頻尿を起こす原因として考えられる要因

  • 尿量が増えて起きる場合…水分の過剰摂取、利尿作用のあるものの飲食、糖尿病、慢性腎不全の初期、尿崩症などの病気
  • 排尿に問題があって起きる場合…膀胱炎、尿管結石、妊娠、加齢による頻尿(男性の前立腺肥大、女性の尿道・骨盤周囲の筋肉の衰え)、精神疾患、脳疾患(脳梗塞、脳出血、脳腫瘍など)

頻尿と漢方薬(漢方薬の使い方)

漢方治療では、体質を改善しながら、排尿に関する諸症状を緩和します。全身のだるさや年とともに起こるさまざまなトラブルの改善に役立ちます。とくに精神的なものや、冷えに伴う頻尿は漢方治療の得意分野です。
牛車腎気丸
(ゴシャジンキガン)
尿量が減少し、手足が冷え、腰痛、下肢にむくみの強い場合
清心蓮子飲
(セイシンレンシイン)
胃腸が虚弱な人で、尿が出にくい排尿困難や残尿感、排尿痛がある場合
猪苓湯
(チョレイトウ)
体力が充実した人で、血尿や残尿感、前立腺のトラブルがある場合

予防のために

  1. 適切な量の水分補給を行ないましょう。
  2. パソコンに長時間同じ姿勢で向かったり、目の使いすぎに注意しましょう。
  3. 抵抗力を落さないために、ストレスや過労を避け、体を冷やさないこと。
  4. 肥満は膀胱を圧迫したり、骨盤底筋を締めにくくする原因になります。体重のコントロールを心掛けましょう。
  5. 足腰をきたえるために、できるだけ体を動かしましょう。

資料:株式会社ツムラ

当院での受診を希望される方へ

体調が悪くてすぐに受診したい方は、下記の時間内にお越し下さい。(電話等による予約はいりません)

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※火曜日は午後のみです。

予約患者様優先で診察しておりますので、待ち時間が長くなりますこと、ご了承下さい。

※2回目以降の受診は、予約診療です。必ず、次回の診療日時を予約して下さい。

診察担当医を指定したい方、受診日時を指定したい方は、お電話で予約してください。最も早く受診できる日時をご案内いたします。

※綾部 原子 医師(皮膚科専門医・漢方専門医)の外来診療(金曜日:午後2時〜4時)は、完全予約制です。必ずお電話で予約して下さい。

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045-312-1151

からふだを癒やす漢方 東西医学による総合診療 ベイサイドクリニック
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